夏

子等の焚く 迎え火の 炎のさゆらぐは
            みたまの母の来たまえるらし

( 盂蘭盆御詠歌より)


水


永平寺に参拝に来られて まず最初に目に入るのがこの石塔て゛七十三世の
熊沢泰禅禅師の書によるものです。右に杓低一残水と書かれ、左に流れを汲
むこと千億人と彫られております。。。杓底に残った水でも元に戻せば多くの人
達がその恵みに預かると云う、 今話題のエコの精神を説いて居るのです。

夏の暑さもこの老杉のお陰で涼しい永平寺は
参拝や観光にと多くの人達が訪ねて降ります。


寂光苑の愛宕山に登る入り口にあるこの句碑は俳人の 
水原秋桜子の句で 「 新涼の 雲堂塵を ゆるさざり 」と
書いてあり昭和五十一年に建てられたものです。

:唐門脇を流れる永平寺川

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